第39回福島県 試験検査 技術発表会、第6回一般社団法人福島県環境測定・放射能計測協会 技術研修会を開催

福島県と本協会が共催する、第39回福島県試験検査技術発表会・第6回一般社団法人福島県環境測定・放射能計測協会技術研修会を2020年1月28日(火)にホテル福島グリーンパレスにて開催しました。
行政機関42名、一般17名、本協会会員73名、メーカー・代理店44名の合計176名の方にご参加いただきました。

併設した機器展示会場には、30社がブース出展し、最新機器が公開されました。こちらも多くの参加者の関心を集めていました。

第1部では、令和元年度福島県試験検査精度管理調査結果の講評と、3題の一般演題発表が行われました。
「水道水検査におけるLCMS法の検討」
発表者:公益財団法人福島県保健衛生協会 岸波 晃代 様

「分析施設内での土壌試料前処理作業中の放射性セシウム濃度の調査事例」
発表者:株式会社クレハ分析センター 遠藤 允泰 様

「当センターにおける食品中の異物検体の動向」
発表者:株式会社江東微生物研究所 菅原 諒太 様

特別講演では、学識経験者をお迎えし、大変興味深いお話を伺うことができました。
「2040年のふくしまの姿~再生可能エネルギー100の豊かな県を目指して~」
講演者:国立大学法人福島大学共生システム理工学類 佐藤 理夫 教授

次世代の育成を目的とした特別発表では、高校生による発表がありました
「安積黎明高校化學部の活動と研究成果~アントシアニンを用いたCs+濃度の簡易測定法~」
発表者:福島県立安積黎明高等学校化學部
根本 陽向 さん、髙橋 夢翔 さん、朝日 壱平さん、新田 遼 さん、大山 奈々花さん

第2部では、4題の講演が行われました。
「マイクロプラスチックの分析動向と最新分析事例」
講演者:株式会社島津製作所 藤 里砂 様

「スマートコネクテッド ヘリウムガスが無くても大丈夫」
講演者:アジレント・テクノロジー株式会社 福地 敏治 様
「A-SEMによるアスベスト測定法 走査電子顕微鏡(SEM)の最新機能を使った簡易分析・全自動分析・CLEM(光-電子相関法)」

講演者:日本電子株式会社 高島 良子 様
「あなたのpH計は大丈夫?データインテグリティを確保する」
講演者:株式会社堀場アドバンスドテクノ 吉川 剛明 様