第21回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会を開催

第21回放射性物質検査に関するレベルアップ研修事例発表会を2020年2月14日(金)に福島県環境創造センター交流棟(コミュタン福島)にて開催しました。
福島県内各市町村で自家消費野菜等の放射能検査に携わっている方の知識や技術強化を目的とし、研究結果や考察を発表していただきました。
「3機種によるこうたけの測定 ~2つの非破壊式測定器の違いと共通点~」
発表者:川俣町 済生会春日診療所 戸川 由香 様

「被災状況の確認と巡回業務で感じたこと」
発表者:一般社団法人福島県環境測定・放射能計測協会 薄井 孝之 氏

その後、「現状と問題点について ~今までいただいた質問にお答えします~」をテーマに5名のパネリストによるパネルディスカッションが行われました。
近畿大学 原子力研究所 山田 崇裕様
福島県生活環境部消費生活課 鈴木 亜矢子様
県北地区担当 佐藤 一弘様
検査機器担当 福原 隆宏様
メンテナンス担当 郷古 英喜様

次世代の育成を目的とした特別発表では、高校生による発表がありました。
「セシウム不溶化鉱物とその漏出の有無に関する研究」
発表者:福島県立福島高等学校 スーパーサイエンス部
本田 菜々子 さん、高野 大輔 さん、松原 蓮 さん、坂田 紀乃 さん

最後に、本協会名誉会員でもあります近畿大学 原子力研究所 山田 崇裕 准教授より講評をいただき、閉会しました。